家は、購入か賃貸か?(インフレ)



私の出した結論です。

買いたきゃ買えばいいし、借りたきゃ借りればいいです。

本人の価値観次第。

これまで、いろいろと比較が語られていますが、結論はこれです。

結局、払うお金に大差はないです。

購入は固定資産税や修繕費、金利がかかりますが、それはオーナーが払う為に賃貸にも含まれてますし。

毎月は、賃貸のが安いですが、死ぬまで払うことになりますし。

新しい間取りを選べるのが賃貸ですが、購入は引越しの手間から開放されます。

ひとつだけ、みなさんが、あまり考慮しないことをお伝えします。

それは、インフレです。

インフレとは、物価が高い状態です。

世界は、今、アメリカをはじめ、利上げの方向です。

利上げをするのは、景気がよくインフレだからです。

それにともない新興国も利上げの兆しがあります。

日本は今までずっとデフレでした。

物価が低い状態です。

しかし、これから物価が高い国から仕入れをするので、簡単に言うと、日本の物価も高くなるわけです。

つまり、インフレになります。

そうなると、お金の価値は低くなります。

100円で2個変えていたのに、100円で1個しか変えなくなるわけです。

ですから、お金を物に変えておいた方がいいということになります。

つまり、家も購入しておいた方がいいのです。

ただし、現金に限ります。

インフレになると、物価の高騰を防ぐ為、中央銀行は、金利をあげます。

金利が上がるわけですから、ローンの金利もあがります。

ですから、ローンだと意味がないのです。

賃貸も、家賃が上がります。

インフレだと給料も上がる理論ですが、今の日本だと難しいかもしれません。

空室率のことも指摘されていますが、それ以上に物価が上がったら、それも打ち消します。

買うにも、借りるにもものすごく高くなっているということです。

あくまで、インフレの側面での話です。 

日本は、地震リスク、原発リスクがあります。

また、日本は建物自体の価値の目減りが激しいです。

3000万で買ったマンションがローン完済後300万になったりもします。

ですから、欲しけりゃ買えばいいし、賃貸がよければ、借りればいいんです。

ただし、購入の方が、フリーキャッシュフローが少なくなるので、奴隷から開放されるのは遅くなります。

ちなみに、私は、中古マンションをローンで購入しました。

その理由も、今後お話できたらなと思います。

ただひとつ思ったことは、家族3人の自分たちの家だという感情は、思った以上によかったことです。